薬剤師:岡本
- 1984年 薬科大学卒業
- 1996年 日進市に転入
- 2009年 オリーブ薬局入社
- 雇用形態:パート
- 勤務地:竹の山店
好きな食べ物:お好み焼きにビール、懐石料理に熱燗、おやつは海老せん
趣味:歌うこと、手芸
薬剤師復帰セミナーからのスタート
経験値低くていいですか?
薬剤師免許を取得した後、家庭の事情で開業医の父の手伝いに実家に戻りました。薬剤師としての就職でしたが実質は受付、保険業務などが主でした。
結婚して松阪に住み、名古屋を経て子供の入園と同時に日進市に。当時は、主人の留学に同行したりと専業主婦でした。そのころは薬剤師として働くことは全く思ってもいませんでした。
偶然見つけた薬剤師復帰セミナーに参加して、歩いて通える距離に研修させてくださる薬局があって勉強させていただいて、そのままパートに出ることになりました。子供が中学生になるときでした。
そこで、日進市学校薬剤師を引き受けたことがきっかけで森社長に出会いました。お互い新人学校薬剤師だったんです。その後、森社長に誘っていただいてオリーブに入社しました。
まだまだ成長します
こんな二次会もあったり
とにかく忙しくて目まぐるしかったです。何しろ外で働くのは初めてだったので付いていけるか心配でしたが、良い先輩(年下だけど)や仲間に恵まれ、仕事も覚えていきました。
最初は扶養枠内の勤務だったので、ほぼ調剤と投薬の業務でした。時間に余裕ができて枠を外して働くようになりました。
店舗が増えると共に漢方薬のネット販売、健康食品の販売と事業も拡大していきました。私世代はまだまだITにも疎く、馴染めない怖さも感じていましたが、様々な事に挑戦する社長に引きずられるように、商品開発や販売の手伝いもしました。
仲間とワイワイしながらの楽しい仕事でした。ビジネスはこうして大きくなるんだと実例を目の当たりにして心配もしましたが、ワクワクもありました。
商品の勉強会や比叡山に畑や工場見学に行ったり、漢方の卸先の薬膳鍋を高松まで食べに行ったり。時々、社長の肝いりで催されるイベントも愉しみです。
頼もしい仲間
晴丘店の管理薬剤師を任されたこともありました。力不足なのは自覚していましたが、会社の事情も理解していましたし、「全力でサポートします。」という社長の言葉にほだされました。事務の同僚とは気ごころも知れていましたし、信頼もしていたことも大きかったです。
一人薬剤師でしたので、私にとっては大きな試練でした。医院からの電話に心拍数の上がる日々でしたが、今となっては得難い経験だったと思います。
新店舗ができるたびに若い薬剤師が店長を任されています。各々、やる気溢れる優秀な方々ですが、森社長の人を信じる力が若い人たちを育てているのを感じます。信頼されるほどに人は責任感も育ちます。
薬剤師としても、人としても成長します。どのスタッフに対しても「〇〇さんなら大丈夫、きっとできます。」と言って人を育てるのです。
うどんを食べに高松へ(屋島にて)
地域のなかで
薬膳鍋キットの生薬の調合
竹の山店はお隣が耳鼻科ということもあって、幼児期に中耳炎などで通年通って来られる方があります。久しぶりに一人で来局されたとき高校生や大学生になっていて「大きくなったねぇ。」と思わず出ることが増えてきました。
花粉症で家族全員で来られる方もあります。在宅のお薬を配達しているお宅もあります。馴染みの薬局で馴染みのスタッフに気軽に相談したり、質問したり地域に根差した薬局になってきている実感もあります。
47歳で入社して、人生の大きな波もありました。子供の受験、就職、遠距離の両親の介護、見送り、自身の病気。多少の無理をしてでもオリーブを辞めずにいられたのは、社長の「プライベートも大切」という信念のお陰と感謝しています。