雨、曇、雨、雨、曇、雨、雨。
先週の日進市の天気です。梅雨のおかげで、毎日蒸し暑いですね。そして、それに加えて、マスク…。
コロナウイルス対策で、マスクが必要なのは理解しているのですが、自分を守るはずのマスクで、呼吸が苦しく、場合によっては熱中症にも…なんとも滑稽で、笑ってしまいそうな状況です。
そんな時期なので、エアコンは当然欠かせないものです。私を含め多くのスタッフはエアコンを望むのですが、悲鳴をあげる女性も…。竹の山店のTさんは「冷え症」です。エアコンで冷え切ってしまい、白クマの檻に入れられたかのような状況になってしまうのです。「冬より辛い…(涙)」とそんな言葉もでてきます。それはそれでとても気の毒です。こんな風に、冬よりも夏のエアコンの効いた職場がつらいとお感じの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
そんなわけで、今回は夏の冷え対策をご紹介します!
対策1. レッグウオーマーを活用!
「足首」を温めてください足首には脂肪がないので、すぐに冷えます。ただちに温めましょう!
対策2. 足の指先をマッサージ!
足の指先は全身の中でもっとも冷えやすくもっとも血流が悪くなるところです。仕事中にできない場合は、お風呂の中やお風呂上りにおこなってみてください!
対策3. 青竹踏み!
足の裏のツボを効果的に刺激して、足のみならず、全身まで血行がよくなり、低体温の改善につながります。
特に冷気は下に沈むので、足が冷えます。おまけにPCの前での作業が続くことで、動くこともないとますます身体から熱も生まれません。血液の働きの一つに全身に熱を運ぶ、というものがあります。ですが、足で血液が動かず止まっていると全身はどんどん冷えていきます。冷えると今度は、熱ではなく冷えを全身に運ぶことになり、いくら温めようとしても血流が足の冷えを全身に運ぶわけですから、どんどん冷えます。冷えを感じると人間の身体はストレスを感じ、交感神経が緊張し、血管が収縮し、さらに血流が悪化します。冷えのスパイラルにどハマリするわけです。
対策4. 食事!
昔ながらの日本食が冷え対策になります。和食は身体にやさしく、栄養バランスに優れており、日本の長寿社会に貢献してきました。今こそ原点に立ち返り、難しいことではなく、普通のシンプルな和食をいただくことで冷えは改善します!
- 白米+雑穀(ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なので冷え対策におススメ!)
- みそ汁(最低でも6か月以上、できれば3年以上の熟成期間、天然発酵の味噌を選んでください。腸内の善玉菌を増やしてくれます。)
- おかず(肉よりも魚です!カルシウム、DHA、EPAが豊富でコレステロールの低下も期待できます。大型の魚よりもアジ、イワシなどの小魚がベター。)
- 薬味をたっぷりと!(薬味であるワサビ、ネギ、タマネギ、ニンニク、ショウガ、ミョウガなどは身体を温め、殺菌作用があり、身体によい成分です。)
これらを試しても冷える場合は、漢方薬を試してみてください。
体力がなく、疲れやすく、色白で貧血傾向、むくみやすい方には当帰芍薬散。
おなかの膨満感があり、お腹が特に冷えてしまう方には大建中湯。
マッサージをしても何をしてもどうしようもない、カイロが登場してしまうような究極の冷え性の方には当帰四逆加呉茱萸生姜湯がおすすめです。